テーマ |
日本の伝統音楽「能楽に親しもう」 |
日 時 |
平成25年7月2日(火) 13:00〜16:00 |
会 場 |
石狩市立石狩中学校 |
講 師 |
三ツ江 匡 弘 氏
(旧岡崎家能舞台を生かす会 会長) |
参加者 |
約20名 |
研修会
の
ようす
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石狩中学校と聚富中学校の3年生(約50名)と石狩管内の音楽教諭が参加しました。
冒頭、能の歴史についてレクチャーいただきました。「650年の歴史ある能を引き継ぐのは私たちではなくみなさんだ」と話されていたのが印象的です。 |
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つづいて、能の特徴について、能面師の方からもお話いただきました。
仮面劇、歌舞劇、楽器(笛・小鼓・大鼓・太鼓)、能舞台について詳しく説明を受けました。 |
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次はいよいよ鑑賞です。今回は仕舞とお囃子を鑑賞しました。
特に仕舞は、教科書にも載っている「羽衣」ということで、参加した生徒たちにも興味深かったのではないかと思います。 |
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ここからは体験の様子となります。
1つ目は「能面講話コース」の様子です。
能面は130g程の重さで、木でできています。長ければ90分間、面を付けつづけても耐えられるように、薄く軽くしています。 |
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2つ目は「大鼓コース」の様子です。
持ち方から丁寧に指導を受けました。なかなか上手に持つことが難しいようでしたが、意外にも音を出すのは、うまくいっていました。 |
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3つ目は「謡コース」の様子です。
「昔はすぐに歌詞を覚えたもんだ」「みんな若いからすぐに覚えられる」と励まされながら、そして「恥ずかしがるな」と檄を受けながら、「羽衣」をみんなでうたいました。 |

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4つ目は「仕舞コース」の様子です。
舞う姿勢から指導を受けました。膝の使い方、上半身の身のこなしなど、なかなか普段にはない基本姿勢で、戸惑いがあったようです。 |
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5つ目は「笛コース」です。
個別に音の出し方を教わりましたが、打楽器とは違って、扱いが難しいようでした。特に、空気の入れ方が難しいようで、なかなかきれいな音を出せなかったようです。 |
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最後6つ目は「小鼓コース」です。
「オーゥ」「ヨォーゥ」の掛け声に合わせて、小鼓を打ちます。打楽器ということで、比較的簡単に音は出せていました。最後には、連続でリズミカルに合わせられていました。 |